ワキガの治療を手術でするメリットとデメリット
ワキガ対策として一番最初に取り組むのが制汗剤を使うことかもしれませんが、ニオイがきつい時には手術を考えることもあります。
ワキガと言うのは遺伝による影響が大きいので、根本的に治療するためには手術が一番手っ取り早いと言うことです。
しかし、手術によってワキガが改善する人もいれば、全く改善しない人もいるので、ワキガの手術を受ける前にしっかりと知識をつけておく必要があります。
ここでは、ワキガ手術のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
ワキガ手術のメリット
手術のメリットは、ワキガがなくなるということに尽きるでしょう。
以前に整形外科の先生に、ある人が聞いていました。
「膝の手術をしたらよくなるんですかねぇ。」と。
すると整形外科の先生は、「良くならなかったら手術はしませんよ。膝の痛みをとって生活しやすくするために手術をするんです。」と答えていました。
このことからも分かるように、手術をしたらワキガが改善すると言うことが一つ挙げられるでしょう。
ただし、ワキガが改善すると言っても完全に無臭になるわけではないので要注意です。
脇自体が構造的に蒸れやすい場所なので、一般的な汗のニオイ自体はどうしても残ってしまいます。
それは普通のことなので、ワキガの強烈なニオイが治まれば、手術はほとんど成功したものと思った方がいいですね。
このように、ワキガを手術することでニオイが治まると言うことが期待できます。
しかし、そのメリットに対するデメリットもあります。
ワキガ手術のデメリット
手術のデメリットは、お金がかかることと完全に良くなる保証はないということです。
手術費用に関しては手術方式によって若干異なってきますが、だいたい15万円~50万円の間に収まるようです。
手術によっては保険の適応になるので、支払うお金は安くなるかもしれませんがやはり高いなと言うのが印象ですね。
あとは完全に良くなる保証はないというのがデメリットとして挙げられます。
せっかく高いお金を払って手術をしたのにまだニオイが残っているということもあります。
ひどい場合には、手術をしたことによって余計にニオイがきつくなることもあるんですね。
その他のデメリットは手術をすることによって傷ができます。
手術を検討している人に無理に不安をあおることはしたくないんですが、手術が失敗すると傷跡が残って見た目に影響してくる他、痛みが残ることもあり得ます。
だからこそ手術を受ける前には、お医者さんに相談して効果とリスクをしっかりと天秤にかけてから手術に踏み切るようにしましょう。
一度手術をして身体に傷を作ってしまってからではもとに戻すことができませんからね。
管理人的には、いきなりワキガの手術に踏み切るよりも、デオドラントクリームなどを試してみてからでも遅くないんじゃないかと思うので、あまり焦らないようにいろいろと最良の方法をいろいろと調べてみてください。