アスタキサンチンに加齢臭抑制効果はあるのか?
アスタキサンチンと言う言葉を聞いたことはないでしょうか?
よく化粧品の中にも含まれている成分で、管理人も松田聖子が真っ赤なイメージで富士フィルムの「アスタリフト」という化粧品をCMしているときに耳にしたことがあります。
このアスタキサンチンと言う成分が加齢臭を抑制する効果があると言われているんです。
加齢臭と言うのは40歳を超えてきたあたりから徐々に臭ってくる体臭ですよね。
加齢によって起こる現象なので、老化現象と言っても過言ではありませんが、できることなら起きないようにしたいものです。
そのためには老化を防ぐアンチエイジングが重要になってきます。
アスタキサンチンと言うのはアンチエイジングを助ける抗酸化作用の強い成分みたいですね。
アスタキサンチンのパワーは抗酸化作用のあるビタミンで有名なビタミンEの500~1000倍あると言われています。
また、β-カロテンの約100倍の抗酸化力があるとも言われているんですね。
では実際にアスタキサンチンと言うのはどのような効果があるのか、本当に加齢臭抑制効果があるのかについて考えてみたいと思います。
活性酸素と老化現象
まずアスタキサンチンの効果を知る前に、活性酸素が老化にどう影響しているのかを知る必要があると思います。
白髪やハゲ、筋力低下や体力低下などが起きてくることを老化と言いますよね。
老化と言うのは身体の中が酸化していくことで起こってくる現象なんですよ。
そして酸化を引き起こしているのが活性酸素と言われています。
加齢臭が起こってくる原因も活性酸素が影響しており、加齢臭のニオイ成分であるノネナールは皮脂が活性酸素によって酸化されることで起こってくるんです。
活性酸素は呼吸をして生きている上では発生しているので若いうちでも活性酸素は存在しているんですが、若い時には活性酸素を除去するだけのパワーがあるんです。
ただ、加齢によって活性酸素を除去する力が弱くなってくるので体内の活性酸素が増えて老化現象を引き起こすんです。
そこで活性酸素を除去する助けをしてくれるのがアスタキサンチンなんです。
ではどのようにして加齢臭を抑制してくれるのか見ていきましょう。
アスタキサンチンに加齢臭抑制効果
アスタキサンチンには以下のような効果が期待できると言えます。
- 加齢臭の改善 活性酸素が減ることで皮脂が酸化されにくくなって、加齢臭の原因成分であるノネナールの発生を抑制してくれると考えられます。
- 免疫力アップ 体内の活性酸素が減少することで免疫細胞が活性化すると言えます。
- 生活習慣病予防 抗酸化作用によって悪玉コレステロールを作る活性酸素を排除してくれます。
他にもアルコールの分解を助けてくれたり、眼病予防をしてくれたりとさまざまな働きをしてくれます。
そんなアスタキサンチンですが、どのような食品に含まれている栄養素かというと、鮭やイクラなどの赤い色をした食材に含まれているようです。
加齢臭を抑えるためにも老化を遅らせるためにも積極的に摂っていきたい栄養素ですね。