便臭、おなら、体臭を改善するために腸内環境が大切
腸内環境という言葉をよく耳にするようになりましたが、健康にとってすごく大切なことのようですね。
健康にとって大切ということは、体臭を改善するためにもすごく大切な要素である、ということができます。
特に、腸内と言うのは食べたものを消化・吸収する器官なので、便臭やおならのニオイに直接かかわってきますが、それ以外にも腸内で発生した悪臭が血液を介して体中に伝わり、身体全体から体臭がしてくるということもあります。
それだけ体臭に影響を及ぼしているのが腸内環境なのですが、漠然としていて分からないと思うのでここでなるべく分かりやすく説明できたらと思います。
腸内環境と体臭の関係
腸内環境というのは漢字の通りで腸内の状態のことです。
腸内にはたくさんの微生物・細菌が存在しています。
知っている名前もあると思いますが、ピロリ菌やビフィズス菌、ラブレ菌、サルモネラ菌、ウェルシュ菌・・・など、さまざまです。
この菌は、腸にとっていい方向に働くか、悪い方向に働くかで『善玉菌』と『悪玉菌』に分けられます。
腸内の調子が整っている腸内細菌のバランスと言うのは、善玉菌が優位である状態のことを言います。
基本的に、生まれたての赤ちゃんには善玉菌がたくさん存在していると言われています。
それが中高年以降になると善玉菌が大きく減少し、それに伴い悪玉菌がどんどん増えてきます。
善玉菌の減少と悪玉菌の増加には食生活の乱れや不規則な生活習慣、ストレスが関与していると言われているので、現代社会というのは悪玉菌が繁殖しやすい環境にあると言えるでしょう。
最終的に悪玉菌が善玉菌よりも増えすぎてしまうと、腸の調子が乱れてしまい便秘や下痢を引き起こして、便やおならが臭くなってしまいます。
さらに腸内でアンモニアなどの有害物質が発生して、それが血管に吸収されて全身を巡っていき、汗とともに体臭が発生してしまうのです。
以上が腸内環境の悪化が体臭を引き起こすまでの流れですが、みすみす体臭をクサくしてしまうわけにはいきません。
原因を知ったならば、なんとか防ぐ手段を考えてスメルハラスメントをしないためにも対策をしていかなければなりませんよね。
ということで、対策を考えてみましょう。
腸内環境を整えて便臭や体臭をなくすために
腸内環境を良好に保つためには以下の3つのポイントに気をつけるといいです。
善玉菌のエサとなる水溶性の食物繊維を摂る
食物繊維で腸内をキレイに保つ
それでは、次のページから詳しくみていきましょう。
生きたまま腸に届く善玉菌を摂る>>