カテキンには体臭の防臭効果もあったんです
カテキンと言われると、緑茶に含まれる成分として有名ですよね。
花粉症を防いでくれたり食中毒も防いでくれたりするんです。
日本人の食文化の中にお寿司がありますが、魚の生モノを食べているのに食中毒にはならないですよね。
それは、お寿司屋さんでお寿司と一緒に出てくる熱ーいお茶にカテキンが含まれていて、カテキンの防菌効果で食中毒にならないようにしているんですって。
なんだかすごい話ですよね。
昔の人の知恵には頭が下がります。
では、防臭効果としてはどうなんでしょうか。
カテキンの体臭防止効果
カテキンには、人間が不快と感じるアンモニアや硫化水素などのニオイに吸着して防臭する作用があるんです。
要するに悪臭を吸い取ってくれるわけですからニオイ成分がなくなり、消臭されるんです。
その他にも、腸内にある悪玉菌を攻撃してくれる働きもあるので、腸内の状態を整えてくれる作用も見られます。
腸内環境が整えば、便通もスッキリするので悪臭を発生させるものがなくなりますから、体臭も防げるんです。
また、お茶を飲むことで、口臭の予防にもなります。
口臭を引き起こす細菌を殺菌したり、口の中で増殖するのを抑制したりしてくれる働きがあるんです。
介護現場においても、尿や便のニオイと言うのは悪臭として問題となっているんです。
病院や介護現場がクサかったら少し清潔面に関して不安になったりしますし、働いている職員も気持ちよく仕事をすることができませえん。
尿や便を排泄した後ののニオイと言うのは残ってしまうため、どのようにして排泄臭を減らすのかということと、起きてしまったニオイをどのように減らすのかと言うことが大切になってきます。
最近では、オムツ交換の際にお茶を使って洗浄することで排泄臭が減ったとされる報告もあります。
おばあちゃんの知恵じゃないですけど、少し湿らせた茶殻を畳の上に撒いておくと、ニオイをとってくれるという話もありますので、お茶には消臭効果があるんですね。
ニオイが取れたのはお茶の効果と言うことで、一概にカテキンの効果とまでは言えないかもしれませんが、お茶にはカテキンが豊富に含まれているので、防臭効果をとしてカテキンが含まれているものを選ぶのもアリだと思いますね。